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大企業?ベンチャー?就職・転職を迷っている人たちへ
こんにちは、マル・イケダです。
就活のみなさん、新卒で今の会社に入社して数年経っている人の中には、大企業・ベンチャーどちらで働こうか迷っている人も多いのでしょうか。
僕自身も大企業で5年弱働き、ベンチャーに転職しました。その時はすごく不安をいただいていたことを覚えています。
そこでこのブログでは、大企業・ベンチャー、どちらで働こうか迷っている人、ベンチャーへ転職したいけど、不安が持てない人に対して参考になるようなブログを書きたいと思っています。
まずは僕の経歴を簡単に紹介
ぼくは地方の国立大(文系)を卒業して、発祥としては江戸時代創業のある大手機械メーカーに就職しました。メーカーの調達職で東京勤務でした。
その会社では結局5年間弱働いたのですが、ずっと金属素材の購買・調達に従事していました。日本企業や海外企業からの購買で、主に価格の契約交渉や納期管理、クレーム処理など幅広い経験をさせてもらいました。
4年程度働いた中で、「このままだとずっと購買・調達することになるぞ」と将来を考える瞬間があり転職を決意し、結果として創業5年のITベンチャーに転職することになりました。
そのベンチャーでは転職してから今までで約1年半程度働いています。
この2社での経験をもとに大企業・ベンチャー企業のメリット・デメリットをまとめてみようと思います。当時の転職についてのきっかけや考えについては別記事にまとめようと思います。
大企業ベンチャーのメリット・デメリット
大企業のメリットとデメリット
メリットは以下のような点があると思います。
- 仕組みが整っていて責任範囲が明確
- 給料が上がる
- 休みがとりやすくワークライフバランスが充実
デメリットは以下です。
- 会議報告などが形骸化している業務が多い
- 働かない上司がいて不満がたまる
- 異動の存在
ぼくの働いていた企業、大手機会メーカーの場合、上記のようにまとめられました。やはり、人員も多く責任範囲も明確のため、一人当たりのかかる負担は比較的少なく、プライベートな時間を取りやすい環境にあったかと思います。
加えて給料も一定のペースで上がっていたのでその辺り生活の質も向上していました。あとは夏休みがお盆とは別に1週間あったので、旅行や勉強の時間に当てられていたのも魅力でしたね。
一方でデメリットは?というと、モチベーションの維持が難しい環境だったかと思います。「上司の上司」のための報告作業やどこで使うかわからないプレゼンの準備なども多かったなと思います。
また、この人ちゃんと働いているの?と思うような人でも、部長クラスの職位で1000万円の給料をもらっていました。
自分の方が倍働いているのに、上司の方が倍稼いでいると考えるとフラストレーションもたまるし、無駄な愚痴も多かったように思います。不毛な時間でしたね。
異動も自分の意志とは関係無いところで決まることも多いので、キャリアの選択というとリスクも大きいかなと思います。
ベンチャーのメリット・デメリット
一方でベンチャーのメリットは以下のような点があると思います。
- 経営と近く事業について考える機会が多い
- 優秀な仲間がいる
- 新しいツールを使える、導入できる
- 幅広いスキルが身につく
デメリットは以下です。
- 業務範囲が広いプレッシャーが強い
- 方針が変わることがおおい
- 給料があがらない
メリットは社員数が少ないことから生まれるものかなと思います。
経営層と近く会社の業績を頻繁にみることができます。むしろ自分も事業計画に関与する機会も多いため、事業に対する意識は大きく向上し、結果として大企業よりも自社事業に対するコミットが強くなります。
優秀な仲間も多く(特に創業間もないスタートアップ期には顕著とよく言われます)、モチベーションも上がりますね。人数が少ない分、自分でやらないといけないことも多く、経験値を多く積めます。
うちの会社では最新のITツールを使う機会も多いです、むしろ、ぼくは営業支援ツールの導入担当をしているので、そういったなかなかできない基盤づくりも経験できます。
ベンチャーすごく良さそう!と見えると思いますが、そう簡単ではないと思います。人数が少ない分ひとりにかかるプレッシャーも多く、休みも大手より少ないので結構タフです。
ぼく自身も数ヶ月に一度は辛いなーと思う時もありますね。
給料も確実に上がるわけでもないので、生活の質は下がりましたね。貯金は減ったと思います、、、それでも得るものは多いので、特に独身の方などは経験する価値はあると思います。
ベンチャーで働くことで大事なこと
ベンチャーで働きたいと思っている人・迷っている人は結構多いのではないかと思います。
最後にぼくがベンチャーで働く上で大事と思う姿勢・マインドを書いておきます。
まずはベンチャーで働く目的を明確にしておきましょう。
ベンチャーで働いていると体力的・精神的に大変だと思うことが、大企業で働いている時より多くあります。自分が働いている時に、前職の同僚が長期休であげているインスタを見ると憤りを覚えます。それでも自分はこのために働いている!と思える明確な目的をしっかり立てましょう。
ベンチャーで成し遂げたいことをしっかり考えよう
人数が少ない分、担当する範囲が多く、雑務も増えてきます。望まない仕事も多くなると思います。その時に何のためにきたのか。自分は何をしたいのか。この辺りしっかり整理しておかないと、ただの便利屋になってしまう危険性があります。自分の個性を作っていく上でも事業として成し遂げたいことを明確にしておきましょう。
このブログが少しでも、皆さんの意思決定の参考になれば嬉しいです。
それではまた!